親から虐待を受けていた頃のリアルな日記を公開します（2009年5月22日の日記）

今は今

それも正しい

でも過去のせいで今が悪い方に影響されてるなら

過去を無視できない

あれをなかったことになんかできない
忘れることなんかできない

何回もなかったことにしようとした
何回も忘れようとした

でも心のなんでもＢＯＸみたいなのに、無理やり押し込んでフタを閉めただけ

たまにその箱が開く

それは幸せそうな家族を見た時
手つないで歩いてる親子を見たくない
人が幸せな家庭の話をしてる時
人が信頼関係があるからこそ言える親の愚痴を話してる時
子が親を殺すニュースを見た時
親が子を殺すニュースを見た時
児童保護施設の特集を見た時

いろいろたくさんある
キリがない
日常にたくさん散らばってて、たまに疲れる

そろそろ向き合わなきゃな‥

傷あとだらけの腕を見ても
人にそれを突っ込まれても
笑顔で返して
なんにもなかったフリして日常を送ってるけど

完全に本当の意味で癒えてないんだろうな

数あるトラウマの一つに
こんなのがあった

あれは高校ﾆ年の時かな

母親は一年に３回くらいしか晩ご飯を作ってくれなかったんやけど

その３回のご飯にね

タバコの灰を混ぜてた

洗剤も入れて、調味料は吐き捨てたツバだった

お皿は、さっきまでスーパーのお肉が入ってたまだ血のついた発泡スチロールだった

それをお好み焼き作ったから食えって台所に置いてあった

食べなかったら、どつかれた

きっと同じクラスのあの子は今ごろ
手作りのあったかいご飯食べながら
今日あった学校の出来事なんかを家族で話してるんだろうなって
考えたら

部屋で一人で泣いた

愛のある家庭出身の子は
経験ないし、これから一生経験することもないから、信じられないんだろうけど

世の中にこんなﾀﾞﾒ親もいる

割合は少ないんやろうけど

世界中に程度の差こそあれど
掘り下げてみたら、いっぱいいるんやろうな

悲しいな