日本で働くということというテーマについて
外国人が作ったビデオがとても考えさせられたので紹介したいと思います。
言葉を学ぶと、その国の言葉で、その国の本や、メディアが見れるようになる。
生まれてずっと日本にいて、日本人とだけ話して、日本のニュースだけ見て、日本しか知らないのは、この急激な速さで変化していくこれからの時代においてちょっと危険だとさえ思う。
私はたくさん海外の友人がいて、いろんな国の人の話を聞くときにいつも日本に住む外国人が100パーセント口を揃えて言うことは
日本は大好きだけど、働くには最悪
ということ。
日本で働いてる人へ。
(もちろん全ての会社がそうだと言う話ではありません)
ビデオにもあったように、
残業で毎日終電なのも
残業代が出ないことも
自分の意見が言うことが難しい雰囲気も
上の世代が間違ったことをしていて
下の世代がNoと言っても、『おまえの立場で生意気言うな』と、その意見が正しいのかさえ議論される前に、抑え込まれてしまうのも
女だからって男と比べてまだまだ社会的に給料が低かったり、責任のある仕事を任せてもらえないのも
それ、世界から見たら異常だよ。
外国人の友人たちが口々に揃えて言うことはいつも
自由がなさすぎる。これじゃストレス溜まるわそりゃ、日本は世界有数の自殺大国だよね。
とまで言われている。
怖いのは、私たち日本人が、そういう労働環境が当たり前だと思っていること。
でも、そうだよね。
私もたまたま外国で住んで働いた経験があったり、外国人の友人たちとしょっちゅう話をするから、そういう日本の労働環境が異常で、ストレスフルだってことを気づくけれども、
日本しか知らない人だったら、それが当たり前だと思ってしまうのは当然だと思う。
でも、実際はそうじゃない国もある。
日本がいいとか悪いとか、他の国がいいとか悪いの話ではなくて、
他の国のいいところを知って、取り入れることでもっといい方向に変われたら素敵なんじゃないかって思う。
背中を丸めた猫背の疲れた顔したエネルギーの低いおっさんたち見てると、ああいう大人になりたいなんてどうしても思えない。
こういうこと言うと、この世代たちが今の日本を作ってくれている、サラリーマンをバカにするなと言いだす人がいるんだけど
どの世代も、自分たちが次の世代を作っていく先輩なのだ。
どうせなら
下の世代が、大人っていいな、楽しいな、人生っていいもんやなって思ってくれるような背中を見せてあげれるような大人になりたい。