GOOGLEが使えない上海では、ご飯どころの情報を探すのも一苦労。
いちかばちか、看板だけを頼りにとあるお店にカルロスと飛び込むことにしました。
南京東路の大通り沿いの2階にある「Wiggle」というお店。
正直、2階にあり、入るまでお店の中が見えないのでドキドキでした。
テーブルが6つほどの店内に、お客さんがすでに1組入っていました。
窓際の角の席に座ると、頭にターバンのようなものを巻いて民族衣装を
着た女の子が注文を取りにきてくれました。
幸いメニューは写真つきでしたので、とにかく温かそうなスープ麵を頼むことに。
が。。
店員さんは
「This One」すら通じない英語レベル・・オーマイガー
開き直って、「これとこれください」と日本語で頼み始めるカルロス。
なんとか注文を終えると、5分後には料理が到着。
は・・早っ!!
カルロスが注文したのは、ナン。
かなり固めです。
こちらもカルロスオーダー。
お肉料理。
柔らかく、程よく塩っ気とスパイスが絶妙のバランス。
一体なんの調味料を使ってるんでしょう。
日本にはない調味料のお味で、訊きたかったんですが、あいにく
英語の「Toilet」すら通じない店員さんですので、断念。
そして、わたしのオーダー。
牛肉スープ麵!
わたし、毎日晩御飯これでも文句ありません。
幅広いのに薄くカットされた、ワンタンの生地のような麵が、スープに絡んで絶品
15元なので、300円くらいでしょうか。
お腹いっぱいになります。
感動していると、カルロスがお店の看板を見て言いました。
「あ、ここはウィグルって名前の店なんだね。
そっか、これウィグル料理だ。そういえばウィグルに住んでる友達がいるんだよ。」
う い ぐ る ???
初めて聞いた名前ですが、中国のとある地区の名前だそう。
上海からはかけ離れている場所に位置するウイグル地区。
ムスリムの影響もあり、豚肉は食べず、小麦や羊肉を使った独自の食文化を確立しています。
そんなところに友人がいるカルロスって一体・・ww
生まれて初めて食べましたが、ハマってしまい、体調不良にも関わらず、ペロリと
食べてしまいました。
日本国内では現在、さいたまと東京に専門店があるそうです。
会計は75元。1500円ほど。
安いのにおいしくてボリューミー
セブンティーファイブが言えない店員さんは、手で7と5を作って合図してきました。
その後店の奥から店主らしい男が出てきて
わたしたちの会話を聞くなり、何か必死に話しかけてきました。
英語なのか、中国語なのかすら分からないウィグル人の店主なのでしょうか。
唯一聞き取れたのが、「はんぐる?はんぐる?」という言葉。
・・・・ハングル語と言いたいのかな?
と思い、「ジャパニーズ!!」と答えたら
何故か満面の笑みを返されました。
・・・・・・わたしの答えは合ってたのか??
よく分からないですが、とにかく美味しいウイグル料理。
また食べたいな~