5万年以上に渡り、先住民アボリジニの人たちが住んでいたオーストラリア、ノーザンテリトリー州カカドゥー。
現在では、カカドゥー国立公園として形を変え、ユネスコ世界自然遺産にも登録され、地球太古の自然が残されている素晴らしい地域として知られている。
この国立公園は20,000 sq kmにも及ぶ広大な土地に、60種類以上の動物、75種類以上の爬虫類、1万種以上もの昆虫類らが生息する、まさに生物達の楽園。
そんなオーストラリアの大自然が満喫できるこの国立公園の中に、巨大なワニの形をしたホテルがあるという。
今回は、普通の旅に飽きた、変わった体験をしてみたい!という方にうってつけのホテル「ガガジュ クロコダイル ホリデーインホテル」を紹介します。
●夜になるとワニの目が赤く光るという仕掛けも
ギンガと呼ばれる巨大クロコダイルが、ガガジュの人々にとって精神的な祖先であり、大変大事にされていることから、このデザインに決められました。
口の部分が入口で、身体の部分に客室があり、そして心臓部分はプールという凝った造り。
客室からは、自然のビラボンを活かしたレクリエーション・エリアや木陰のプールがある中央中庭を見渡すことができます。
全110室の客室には、プールビューとガーデンビューの2種類あり、もちろん全室エアコン完備。WIFIも利用できますが、こちらは有料サービスとなっています。
館内には、アボリジナルアートが飾ってあるギャラリースペースもあり、アボリジニの文化に折って触れ合うことあできます。
ここに宿泊したら、絶対に行ってほしいのが、「レストラン エスカープメント」。
ワニ肉を使用したペンネなど、ここでしか味わえないメニューが充実。
国立公園を1日冒険した後はここでしっかりスタミナ補給ができます。
●ノーザンテリトリーの暑い気候の中、ワニ肉とビールで乾杯すれば至福のひとときとなること間違いなし。
カカドゥ国立公園の中心に位置するロケーションは、アボリジニの壁画が多数残る国立公園の観光ハイライトとの一つ「ウビルー」や、公園中央を流れるイエローウオーターを船で渡りながら川面の花やオーストラリアツルなどの数々の野鳥を見て回ることができる「イエローウオーター・リバークルーズ」など、様々な観光スポットにアクセスが便利。
●歴史的な壁画とともにサンセットビューポイントでもある「ウビルー」
●体長3メートルを越えるイリエワニも生息している「イエローウォーター」
ツアーは、ホテル受付から申し込み可能。
カカドゥ国立公園の大自然にどっぷり浸かり、普通とは違う旅にしたい人には是非このホテルがオススメ。
セルフランドリーといった設備も充実しているため、長期滞在も快適に過ごせます。
●Holiday Inn Gagudju Crocodile Hotel
1 Flinders Street Jabiru NT 0886 Australia
TEL +61 8 897 92800
http://www.gagudju-dreaming.com/Home.aspx?element=1&category=1
料金 1泊$210オーストラリアドル~ ※オフ・シーズンとハイ・シーズンでは料金が異なります