1860年頃から、メルボルンで実際に使われていた刑務所であり、
今は観光地となっている旧メルボルン監獄に行ってきました。
アクセスは、シティのメルボルンセントラル駅から歩いていけます。
シティ観光のついでに寄れちゃう距離ですね
正式名称は「OLD MELBOURNE GAOL」
どこか重々しさを感じる雰囲気の外観。
中へ入っていきます。
映画プリズンブレイクで見た刑務所の中を彷彿させる造りです。
3階建てになってます。
2階にも独房がずらり。
各独房の中には、歴史的背景の説明や展示が並んでいます。
囚人たちは、1日23時間閉じ込められ、着替えや入浴は週に1回。
実際に使われていた絞首台。
友達がロープを首にまき、ふざけていましたが、私にはとてもそんな
バチ当たりなマネできません
この台で実際に136名が死刑になっています。。
左に展示されている像は、実在した有名なネッドケリーの像。
彼も、この刑務所で死刑となりました。
初めは無罪で捕らわれたネッドケリーは、釈放後その後銀行強盗や警察官殺しなど
壮絶な人生を送ります。
ただ、その犯罪の背景には、権力者が一般市民を押さえつけていた時代背景に
対抗する葛藤があり、彼のあり方には、市民からは支持するものもいました。
その人生は映画化もされています。
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オーランドブルームも出てます
刑務所から見る新たなオーストラリアの歴史を肌で感じることができました。
薄暗くて、少し怖い雰囲気でもありましたが、
有意義な休日となりました。