こんにちは、上原夕奈(ユッティー)です。
【豊かさ=幸せではない】

「お金があったら、もっと幸せになれるのに」
「余裕ができたら、人助けとかもしたいけど」
「お金がない、稼げない」
日本ではそんなことを言っているをよく聞く。
この話聞いたら今日から考えが変わる。
藤原ひろのぶさんのお話会とバングラデシュの現実
藤原ひろのぶさんのお話会をお手伝いさせていただいた時の話。

バングラデシュで子供たちに食べ物を届けるギフトフードの活動をされている藤原ひろのぶさん。
ひろのぶさんが実際に現地に訪れた際に撮った写真に、衝撃。
ダッカの駅前。線路沿いに並ぶバラック小屋。
そこに150人もの人々がひしめき合って暮らしている。

下水はそのまま垂れ流し。衛生状態は劣悪。
ストリートチルドレンたちの
稼ぎは荷物を運ぶ仕事で1日30円。
でも2人で運ぶから1日15円。
バングラデシュではそれが普通。
【5歳で父、10歳で母を失った少年の話】
特に印象的だったのが、バングラデシュで物乞いをして生き延びていた少年リヤド君の話。

リヤド君が5歳の時、目の前で父親が心臓発作で倒れ、亡くなった。
10歳の時、母親が交通事故で他界。
叔母と暮らすも、貧困のどん底で関係が悪化。
そして路上生活へ。
生きるために、薬物の運び屋といった時には違法なことにも手をつけざるをえないほどの極貧生活。
そんなバングラデシュ・ダッカで起きた衝撃の出来事。
2月のダッカは、南国とはいえ夜は冷え込む。
ひろのぶさんがリアド君に会いにいくと駅のプラットフォームで小さく丸まって寝ていたリアド君。
薄いTシャツ一枚。冷たいコンクリートの上で生活。
ひろのぶさんが話しかけるとリヤドは
『前日からご飯食べてない』と
お腹を空かせ寒さに歯をガチガチに震わせ凍えていたそう。
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「とりあえず毛布と服を買いに行こう。
でも、リアドだけに買うと他の子たちからいじめられる。
だから、たくさん買って『お前が配れ』」
ひろのぶさんはそう言って大量の毛布を用意して、リアド君と一緒に駅前に戻りました。
すると…
「想像を超える数の子どもたちが集まってきた。
どこからともなく、わらわらと。
みんな期待に満ちた目で毛布を見つめている」
50枚用意した毛布。
でも、集まった子どもは100人以上。
「完全に読みが甘かった。毛布が全然足りない」
配り始めると、子どもたちが我先にと手を伸ばしてくる。
「僕にも!」「私にも!」
必死の形相で毛布を求める子どもたち。
その時。
リアド君が、ある子どもに声をかけられました。リアド君の友達のようでした。
その子も、朝から震えていたのか
青白い顔をして、唇は紫色になっていました。
リアド君は一瞬ためらいました。
自分も寒い。
やっと手に入れた毛布。
昨夜も凍えるような寒さの中で眠った。
でも次の瞬間、リアド君は静かに自分の毛布を友達に差し出したんです。
「使って」
たった一言。
その行動が意味することの重さ。
ひろのぶさんは続けました。
「その朝、誰よりも寒さに震えていたのはリヤドだった。
前の晩もろくに食べていない。
体力だって限界のはず。
でも彼は、自分よりも友達を優先した」
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私も想像してみました。
真冬の朝、暖房のない場所で一晩過ごした後。
やっと手に入れた一枚の毛布。
それを、躊躇なく他人に差し出せるだろうか?
「いいよ、君が使って」と言えるだろうか?
【「お金がないから」は言い訳だった】
リヤド君の「分かち合い」は、これだけじゃなかった。
ひろのぶさんは続けて話してくれました。
「リアドと一緒にご飯を食べにいったときのこと。
彼はその日、朝から何も食べていなかった。
ひろのぶさんが買ってくれたやっと手に入れたご飯…
でも彼は
自分の分のご飯を差し出してまず僕に『食べて』って言ったんです。」

えっ?と思いました。
お腹を空かせているのはリアド君の方じゃないか。
「いや、君が食べなさい」と藤原さんが言っても、リアド君は首を振る。
「大丈夫、僕は後で」と。
結局、ひろのぶさんが先に一口食べるまで、リアド君は自分の分に手をつけなかったそう。
「そして、もっと驚いたのは、その後のこと」
リアド君は、その日稼いだわずかなお金で、ジュースを買ってきた。
一本、たった約30円のマンゴージュース。
「これ、飲んで」
リアド君は、そのジュースを
ひろのぶさんに差し出したんです。
「1日15円しか稼げない子が、
30円のジュースを買って、
それを僕にくれたんです」

私はその話を聞いて、言葉を失いました。
「お金に余裕ができたら、寄付しよう」
「時間ができたら、ボランティアしよう」
「もっと稼げるようになったら、人助けしよう」
そういうことじゃなかった。
リアド君の話を聞いて、恥ずかしくなりました。
ひろのぶさんの言葉が心に響きました。
「足りないのは、余裕じゃなくて勇気」
確かに、その通りだ。
リヤド君には、物質的な余裕は何もない。
でも、彼には「分かち合う勇気」があった。
震えながらでも、毛布を差し出す勇気。
お腹が空いていても、食べ物を分ける勇気。
わずかなお金でも、ジュースを買って渡す勇気。
一方、私日本人には物質的な余裕はある。
でも「分かち合う勇気」がない。
【日本人の「ない」探しの正体】
ひろのぶさんの言葉がグサッと刺さりました。
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「日本人って、本当に全部持ってるのに
『ない、ない、ない』って探してる」
確かに私たちは
- 毎日お風呂に入れる
- 蛇口をひねれば清潔な水が出る
- コンビニは24時間開いてる
- 医療も充実
- 教育も受けられる
- スマホもパソコンもある
なのに、いつも何かが「足りない」と
感じている。
「今の日本人は『不足』じゃなくて『不満』な状態。
物はあるのに、心が満たされていない」
私たちは「足りない」んじゃない。
「満足できない」だけ。
SNSを見れば、誰かの幸せそうな写真。
誰かの成功。誰かの充実した生活。
比べては落ち込み、また「ない」を探す。
目の前にある豊かさがどれほどの奇跡か気づいてもいない
「足りないのは余裕じゃなくて勇気」
お金がないから寄付できない。
時間がないから人助けできない。
能力がないから貢献できない。
全部、言い訳だった。
リアド君が空腹を我慢して
食べ物を差し出せたなら、
路上の子が震えながら毛布を分け合えたなら、
私たちにだって、何かできるはず。
【自分以外の誰かが何とかしてくれるという思考】
「豊かな社会で暮らしている人間ほど、
世界の現実を見た時に『仕方がない』って言います。
その国の話だし、違う家庭のことだからって」
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「でも、『仕方がない』の一言で片付けられる側なら、どんな気持ちだろう?」
ニュースで貧困の話を見ても「大変だなぁ」で終わらせる。
介護の問題も「うちはまだ大丈夫」
いじめのニュースも「うちの子は違う」
全部、他人事。
「一つの課題を見かけた時に
自分にもできることがあると思って行動する人は、解決の一部になる。
逆に、ほっとくのであれば、その人は問題の一部になる」
誰かが変えてくれると思って待っていて何もしない人たちのことを
「サイレントマジョリティ(沈黙する群衆)」と言う。
「世界中の問題は、結局『自分以外の誰かが何とかしてくれる』という思考が積み重なって起きている」
でも、逆に言えば。
一人一人が「自分ごと」として行動すれば、世界は変わる。
リアド君のように、目の前で震える友達を「自分ごと」として感じられれば。
たとえ自分も寒くても、毛布を差し出せる。
世界を変えるのは「他人事」を「自分ごと」にする勇気。
【本当の豊かさは「つながり」の中にある】
共感したひろのぶさんの言葉。
「大切なものは見えない。愛情、思いやり、優しさ。値札もついてないし、目にも見えない」
でも、これらこそが人生を豊かにするもの。
お金じゃ買えない。
でも、誰でも持っている。
ただ、勇気を出して差し出すだけ。
もし、あなたが今「何かが足りない」と感じているなら。
一度、立ち止まって考えてみて欲しい。
バングラデシュの路上で生きる子どもたちは、物質的には何も持っていない。
でも、分かち合う心を持っている。
日本の私たちは、物質的にはほぼ全てを持っている。
でも、分かち合う勇気を失っている。
どちらが本当に「豊か」なのか?
【今すぐできること】
それは「ない」を数えるのをやめて、
「ある」ものに感謝すること。

そして、その「ある」ものを、
誰かと分かち合うこと。

私も、まだまだ道半ば。
でも、確実に心は豊かになってきていると感じる。
リヤド君が教えてくれたように、
豊かさは「持っている量」じゃなくて
「分かち合う勇気」の中にある。
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